■□■ストーリー■□■
鴻告市の外れ、少し山に入ったところにある宮代温泉。
都市部からあまり離れておらず温泉の質も良いのだが、
いかんせん地味な温泉郷でここ数年は観光客も減少傾向。
主人公はそんな温泉旅館の一人息子で24代目の跡取り。
名前は宮代裕樹という。
もうすぐ夏休みなので、「家の手伝いとか強○的にやらされるんだろうなー」
とか話したりしている一般的な学生。

梅雨明けのある日、主人公の爺さんにいいつけられた蔵の掃除の最中に怪我をしてしまい、
持っていた古い巻物に血をつけてしまう。

その日から主人公の体調は崩れ、温泉までが出にくくなってしまった。
異変に気づいた爺さんに呼び出される主人公。
そして幼なじみの同級生・藤巻千歳とその姉・藤巻真琴の美人姉妹。
爺さんの手にはあの巻物。

「これは先祖代々伝わる繁栄を司る呪いの巻物。お前たちは契約してしまったのだ」
「3人は結婚し子供を作れ、さもなくは裕樹は死に我が温泉が絶えるであろう！」

とんでもない宣告をする爺さん。
周囲もいたって大まじめ。

温泉街全体をも巻き込んでの跡取騒動。
裕樹は無事に、ふたりと子供を作ることができるのでしょうか……？

■□■登場キャラクター■□■
●藤巻千歳　（CV：ねこまろ）
主人公と同い年で幼なじみ。
学園のクラスも一緒。
藤巻真琴の妹。
おとなしめで家庭的なタイプ。
主人公ベッタリな部分が多分にあり、主人公との家庭を夢見ていたが、
いきなり主人公と子作りしろと言われてまだ戸惑っている。
だからと言って主人公のことが嫌いなわけではない。と言うか好き。大好き。
お風呂も好き。

●藤巻真琴　（CV：葵時緒）
主人公と幼なじみで5歳年上のお姉さん。藤巻千歳の姉。
主人公と千歳が通う学園の保健医をしている。
見た目も喋り方も冷静で真面目なタイプ。
頼りになるお姉さんで学院では美貌に憧れる男子生徒もいるが、本人は気にしていない。

●宮代裕樹
中肉中背で顔はまぁいい方って感じの普通の主人公。
一人っ子。
学園を卒業したら家業継ぐかー、的な、旅館業に対してはだらけてないけれどまだ本気でもない感じ。
小さい頃、同じ年の千歳、5歳年上の真琴とともに、よく遊んでいた。

●宮代吉右衛門
一応宮代家22代当主。
口うるさい。
伝統を重んじるタイプで口癖は「ご先祖様に申し訳がたたぬ」。
宮代温泉を温泉郷にしたのは爺さんの功績によるところも多いため、街の人にはかなり人望がある。